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Characteristics of Sound Field Reproduction Using a Loudspeaker Array
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Azuma, Takafumi Yamamoto, Kenichiro Naemura, Takeshi Harashima, Hiroshi |
| Copyright Year | 2000 |
| Abstract | 1 はじめに 近年、Virtual Realityの研究の中で聴覚情報の現実感が 重要な課題となっている。筆者らはこれまで音場の取得・ 伝送・再現を目指したシステム “SIRENE”の開発を行なっ てきた [1]。本稿では、シミュレーションを通じ、スピーカ アレイで合成される音場について解析する。 2 音場再現手法 図 1(a)のように点音源から受聴者へ直接音が伝わる場 合、音源の周波数 f(角速度 ω = 2πf ;波数 k)、大きさ α、 音源と受聴者の距離 rとすると、受聴者位置の音圧 paは、 pa = α/4πr · exp{j(ωt − kr)} (1) で表される。 一方、図 1(b)のように遮音性の透明なガラスに複数の 穴が空いていて、その穴における回折音でガラスの向こう 側の音を聴いている場合を考える。この場合、穴のない部 分の音圧、音圧勾配を 0として Kirchhoff積分を適用する ことにより受聴者に伝わる音圧 pbを求めることができる。 次に、図 1(c)のようにマイクアレイとスピーカアレイを 用いて音場の取得・伝送・再生を行う場合を考える。各マイ クにおける音圧 pmは (1)式で求められる。対応するスピー カでこの音圧 pm を再生したとき、受聴者に届く音圧はス ピーカ位置に音圧 pm の点音源があるものとして (1)式を 再度適用することで求められる。すべてのスピーカの寄与 を足し合わせることで、受聴者に届く音圧 pcが求まる。 以下ではSIRENEの仕様に基づき、マイク (穴)を 182cm 四方に 4 × 4 = 16 個配置した場合の pa, pb, pc の関係につ いて検討する。 |
| Starting Page | 209 |
| Ending Page | 209 |
| Page Count | 1 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| Volume Number | 2000 |
| Alternate Webpage(s) | http://graphics.stanford.edu/~naemura/publication/2000/Azuma-IEICEa.pdf |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |