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Mechanisms of Sound Production in Walleye Pollock Theragra chalcogramma (Pallas).
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Park, Yong-Seok Sakurai, Yasunori Iida, Kohji Mukai, Tohru |
| Copyright Year | 1995 |
| Abstract | 大西 洋産 タラ科魚 類の数種 で は,鰾 に接 した発音 筋 に よって鳴音を発す る ことが知 られて お り,そ の形態 や発 音機構 が詳 し く研究 されて い る。1-6)一方,太 平洋産 タラ 科魚類 において,著 者 らはス ケ トウダ ラTheragra chalcogrammaが 鳴音(グ ラン ト音)を 発 する ことを初 めて明 らかに した。7)そ こで,本 研究 では体長347~421mmの 生 きた スケ トウ ダラ5尾 の腹部を切 開 し,肝 臓 を含 む内 臓器官を除去 して発音筋 と鰾 を直接観察 で きるよ うに し たうえで,実 験魚 を海水 を満 た した プ ラスチ ック製 の容 器(750×600×100mm)に 入 れ,頭部,鰾 の前 部 と後部, および尾部の4部 位 に電気 刺激(12 V DC)を 与 え,各 部 位への電気刺激 に対す るグ ラン ト音 の有無 を確認 す るこ とにより,本 種 の発音機構 を調べ た。 スケ トウダラの鰾 と発音筋 の解剖図 お よび鰾 と発音 筋 の断面図をFig. 1 (a), (b)に 示 した。鰾 は脊椎 骨 と内臓 との間 に位置 し,腎 臓を挟 んで左右 の横 突起 および肋骨 基部 に強 く付着 して いた。形 は細長 く白色 を呈 し,そ の 腹面 は灰色 の薄 い腹膜 に覆 われて いた。 発 音筋 はFig. 1 (a), (b)で 示す よ うに鰾 の前方 部 に左右 一対 あ り,肋 骨 基部付近 か ら鰾の外壁両 に沿 って垂直 方向 に付 着 し,か なりの厚 みを持 って いた。また,発 音筋 は淡黄色 を呈 し, 横紋筋で あるこ とが確認 され た。 Fig. 1. Mechanisms of the sound-producing organ: (a) Ventral view of swim bladder; (b) Transversal view of swim bladder at the level of the drumming muscles. The drumming muscles in the walleye pollock, Theragra chacogramma (Pallas), are anterolaterally attached to the wall of the swim bladder extending from the anterior vertebrae. The muscle fibers run vertically on the tough outer wall of the gas filled swim bladder |
| Starting Page | 243 |
| Ending Page | 244 |
| Page Count | 2 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| DOI | 10.2331/suisan.61.243 |
| Volume Number | 61 |
| Alternate Webpage(s) | https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/35564/3/61_243.pdf |
| Alternate Webpage(s) | https://doi.org/10.2331/suisan.61.243 |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |
