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[Silicon Technology Division Award Speech] Few-Electron Silicon Quantum Dots for Spin-Based Quantum Devices
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Horibe, Kosuke Kodera, Tetsuo Oda, Shunri |
| Copyright Year | 2016 |
| Abstract | スピン状態を利用した量子デバイスの研究は、これまで GaAs 系量子ドットを中心に進められ てきたが、集積デバイス技術との適合性やデコヒーレンスの問題が考慮され、シリコン系への展 開が急速に進んでいる。近年、シリコン系における重要な進捗として、少数電子状態観測、パウ リスピンブロッケード現象観測、シングルショットスピン読み出し[1]、スピン回転操作[2]、など が実現されてきた。 我々も、高集積量子ビットに適した独自のシリコン量子ドットにおいて、少数電子状態実現[3]、 パウリスピンブロッケード現象観測[4]に成功してきた。また、極薄膜シリコン量子ドットでの単 電子輸送現象とそのモデル化[5]、p チャネル量子ドットでの少数正孔状態[6]も実現した。本構造 は、MOSFETを作製するための既存のシリコンテクノロジーを活かすことができる。将来的な量 子ビットの集積化に適した構造であると期待される。 少数電子シリコン量子ドット実現の研究においては、量子ドットの微細化と、僅か1つの電子 数変化を読む出すことのできる電荷検出計の開発を行った(Fig.1参照)。また、2重結合量子ド ットに電子を1つずつ閉じ込めた状態の実現や、量子ドット間のトンネル結合の制御を行った[3]。 本講演では、受賞対象論文[3]の成果を含めた我々のグループの研究の進捗と、シリコン系での スピン量子デバイスの研究動向について紹介する。 謝辞:本研究は、JSTさきがけ、科研費(26249048, 26630151, 26709023),文部科学省イノベーシ ョンシステム整備事業の助成を受け遂行された。 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| Alternate Webpage(s) | https://confit.atlas.jp/guide/event-img/jsap2016s/21a-S422-3/public/pdf?type=in |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |