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Separation of Fission Products by Distillation Method. I
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Kambara, Tomihisa |
| Copyright Year | 1956 |
| Abstract | 無担体放射性ルテニウムを酸化蒸溜する方法として,硫酸酸性溶液に重.ロム酸カリウムを添加して酸化蒸溜する方法を検討した結果次の結論を得た.1) 第1図に示す装置を用いて総容積40cc,硫酸の濃度44%に於て重クロム酸カリウム1.0gを添加して無担体ルテニウムを蒸溜した時その蒸溜牧率が最大であった.2) 本法をHumeによる過マンガン酸カリウム法と比較する時,蒸溜の牧率は同じ程度であったが,蒸溜終止点が本法による方が明瞭で且つ蒸溜に要する時間が2~3分短くて済んだ.斯様に蒸溜操作が若干容易である利点を見出した.また溜液中に検出された飛沫としての硫酸イオンを第1図の装置を用いた結果による本法によった方が過マンガン酸カリウム法に較べてより僅少であった.3) 本法による蒸溜に際し蒸溜フラスコ(A)を用いた方がフラスコ(A')を用いた場合にくらべて操作が容易で且つ牧率もより高い値を示したが,硫酸イオン,クロムイオンの飛沫が前者を用いた方が若干多かった.4) フラスコ(A')を使用して無担体ルテニウムの溜出温度をしらべた結果水の沸点附近を示したことは無担体ルテニウムは四酸化物として大部分100℃の水蒸気にともなわれて溜出されるもの的推定された.なお蒸溜終止点に到達し一旦蒸溜を打ち切った試料につぎ再蒸溜を行うとなお相当量のルテニウムを回収出来ることを知った. |
| Starting Page | 222 |
| Ending Page | 224 |
| Page Count | 3 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| DOI | 10.2116/bunsekikagaku.5.222 |
| Volume Number | 5 |
| Alternate Webpage(s) | https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunsekikagaku1952/5/4/5_4_222/_pdf |
| Alternate Webpage(s) | https://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.5.222 |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |