Loading...
Please wait, while we are loading the content...
Similar Documents
Dosimeter Properties of C-doped Al 2 O 3 Transparent Ceramic
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Kato, Takumi Kawano, Naoki Okada, Go Kawaguchi, Noriaki Yanagida, Takayuki Hirata, Yuuho Yamazaki, Atsushi Watanabe, Kenichi |
| Copyright Year | 2017 |
| Abstract | ドシメータ材料はしばしば放射線業務従事者の被ばく線量を見積もるために用いられる。 日本では千代田テクノル社のガラスバッジと長瀬ランダウア社のクイクセルバッジが個人被 曝線量計として実用化されている。クイクセルバッジの化学組成は炭素添加酸化アルミニウ ム(Al2O3:C)単結晶粉末であり、光刺激ルミネセンスドシメータ(optically stimulated luminescence dosimeters: OSLDs)として用いられている[1]。この場合、Al2O3:Cは放射線照射 後、530 nm の刺激光によって F 中心に起因した 410 nmの発光を示すことが知られている。 添加物の炭素イオンは母材中の電荷補償を崩すことによって欠陥生成を高め、捕獲中心や発 光中心の増大を意図して添加されている。一方で、セラミックス作成技術の発達により、近 年、Al2O3の透明セラミックが報告されている[2]。しかしながら、Al2O3透明セラミックの放 射線応答特性についての研究はほとんど存在しない。 本研究では、研究の第一段階として、無添加 Al2O3透明セラミックの光学特性、シンチレー ション特性及びドシメータ特性について Al2O3単結晶と比較するとともに評価を行った。透明 セラミックサンプルは放電プラズマ焼結(SPS)法により作製した。SPS法において、サンプ ルは還元雰囲気下で焼結されるため、欠陥が生成しやすく、この方法によって作製したセラ ミックサンプルのドシメータ特性は単結晶サンプルと比べて優れていることが期待できる。 図 1 には X 線を 100 mGy 照射した後の Al2O3 透明セラミック(左)及び単結晶(右)の TSL グローカーブを示す。それぞれのサンプルで先行研究と一致する八つのグローピークが 観測されたが[3]、透明セラミックと単結晶では個々のピーク強度が異なるという結果が得ら れた。 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| Alternate Webpage(s) | https://confit.atlas.jp/guide/event-img/jsap2017s/16p-P9-15/public/pdf?type=in |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |