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Effect of mere presence of a mobile phone on attention by different color temperature comparison
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Liu, Wenjuan Kitamura, Akihiko Shinohara, Kazumitsu |
| Copyright Year | 2018 |
| Abstract | 方 法 実験参加者 大学生 36名(男性 16名、女性 20名、平均 23歳、SD=2.10)が実験に参加した。 覚醒状態の評価 日本語版 UWIST 気分形容詞チェックリスト (以降 JUMACL と表記、白澤他、1999)を主観指標、耳朶脈波と 手掌での皮膚コンダクタンス水準(SCL)を生理指標とし、実験参加 者の覚醒状態を測定した。 実験課題 画面の中に 8~24個あるL字型刺激の中からター ゲットとなるT字型刺激を検出し、方向を左右で判断してキー押し で反応する課題を行った。 手続き 実験参加者は、課題開始前にパソコン画面から 60cm離れた椅子に座り、脈波のセンサーとディスポーザブ ル電極を順に耳朶と左手に取り付けられた。次に、JUMACLで現 時点の気分を評価し、その後課題を開始した。初めに注視点 が呈示され、「スペース」を押すと L 字型刺激およびターゲ ットが提示された。刺激提示からキー押しまでの反応時間を 課題成績として測定した。毎ブロックの課題の終了後、その時 点の気分について回答を求めた。 練習試行を 8試行行った。本試行では、開始時に、実験参加 者所有のスマートフォンあるいはメモ帳をディスプレイの真下に置 いてから、実験が行われた。 実験計画 色温度条件(2水準:高色温度6289k、低色温度3 418k)×スマートフォン条件(2水準:スマートフォン条件・メモ帳 条件)×セットサイズ条件(2水準:8個・24個)計 320試行を四ブ ロックに分けて行った。 結 果 反応時間(図1左)スマートフォン条件×色温度条件の 2 要因分散分析を行った。スマートフォン条件と色温度条件の 主効果はおよび交互作用はいずれも有意ではなかった(F(1, 34) = 1.517,p =.227,F(1,34)= 0.079,p =.780, F(1,34)= 0.064,p =.801)。 覚醒状態(図1右)JUMACLの得点について、一要因分散 分析(色温度)を行った結果、5回の JUMACL回答について、 主観覚醒状態を評価するエネルギー覚醒と緊張覚醒の得点に おいて、色温度の主効果は見られなかった(F(1,34)=0.064, p =.802,F(1,34)= 0.032,p =.860)。SCLについて、ベース ラインからの変動率を算出し、同様の分析を行ったところ色 温度の主効果に有意傾向が見られ(F(1,34)= 3.156,p =.08 5)、色温度が低い条件の方が SCL 変動率はより高くなった。 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| DOI | 10.4992/pacjpa.82.0_1am-069 |
| Volume Number | 82 |
| Alternate Webpage(s) | https://www.micenavi.jp/jpa2018/img/figure/10083.pdf |
| Alternate Webpage(s) | https://doi.org/10.4992/pacjpa.82.0_1am-069 |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |