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Upper Boundary of Philippine Sea Plate Beneath Iriomote Island Detected by Using S-wave reflection
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Nakamura, Mamoru |
| Copyright Year | 2001 |
| Abstract | §1.は じ め に 南 西諸島 は九州 か ら台湾 に連 なる全長1200kmの 島 弧 であ る.こ の海 域で は,フ ィ リピ ン海 プ レー トがユ ー ラシアプ レー トの下に沈み込んでお り,そ れ に伴 って活 発 な地震活 動が見 られ る.特 に西表 島では,1991年 か ら1993年 にか けて大規模 な群発地震 が発生 した.こ の 群 発地震 の臨時観測 で は,地 下12kmに 顕 著 な反射 体 が確認 され てい る[瀬 戸 ・他(1993)1反 射体 は群 発地 震発生域 の直下 に分布 して いることか ら,こ の反射体が 群発地震 の発生原 因 と何 らかの関係があ ると見 られて い る[瀬 戸 ・他(1993)]. 最近,こ の反射体 よ りさらに深部 に起因す ると見 られ る反 射 波 が 観 測 され て い る[中 村(1999),小 田 ・他 (1999)].中 村(1999)は,観 測点近傍で起 こった微小地 震 の波形 中 にS波 か ら16秒 後 に見 られ る後続波 を解析 し,深 さ35kmに 反射 面が存 在す る と報 告 した.さ ら に,小 田 ・他(1999)は 地震波 の コーダ波 を解析 し,反 射 体 の深 さを約50kmと 推定 した.彼 らは この深 さを地 震 の震源 分布 と比較 して,沈 み込 んだ フ ィ リピ ン海 プ レー トの上面 である可能性 を指摘 した.し か し,反 射位 置 の面的 な形状 が不 明であ るため,プ レー ト上面 と言え るのかは,こ の結果 か らは不 明であ る. 本稿 では西表 島直下 に見 られ る反射面 を探 るため,西 表 島周辺域 において この反射面 を検 出 し,そ の分布 ・形 状 を明 らかに した. |
| Starting Page | 281 |
| Ending Page | 284 |
| Page Count | 4 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| DOI | 10.4294/zisin1948.53.3_281 |
| Volume Number | 53 |
| Alternate Webpage(s) | https://www.jstage.jst.go.jp/article/zisin1948/53/3/53_3_281/_pdf |
| Alternate Webpage(s) | https://doi.org/10.4294/zisin1948.53.3_281 |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |