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Development of X-Ray CT System for Dimensional Metrology and Standardization of Accuracy Evaluation Method
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Fujimoto, Hiroyuki Sato, Osamu Sato, Makoto Kishi, Taketo |
| Copyright Year | 2016 |
| Abstract | 医療用の断層撮影装置として 1970 年代に実用化された X線 CT装置は,人体のみならず物体の内部を非破壊で観 察できるという特長から,現在では工業製品の非破壊検査 に広く応用されている.さらに,内部形状などを克明に抽 出できる能力から,物体内部の幾何学的な測定への応用が 開始されてきている.一方,測定技術の側面から見ると, 三次元測定技術は,接触式プローブを使った接触式・離散 点測定から光を使った非接触式・面測定へと進んできた. そして,X線 CT装置を使った測定が新たな内外同時計測 を可能とする測定手段として,受け入れられつつある.X 線 CT装置が万能の測定装置として使えるのではないかと いう期待もあり,近年,X線 CT装置による幾何学測定が 注目を浴びつつある.既にいくつかのメーカは,測定精度 を保証することができる Dimensional X 線 CT 装置 (DXCT)と呼ばれる製品を販売している.DXCT が従 来の観察用の X 線 CT 装置と区別される点は,測定値が 長さの国家標準にトレーサブルであり,かつ精度が保証さ れた測定を可能としている点である. DXCT を検定された測定機として利用できるようにす るため,ドイツでは 2007 年頃から官民が一体となり, DXCT の寸法測定精度評価法に関する VDI/VDE ガイド ラインを作成してきた.日本でも,2009 年頃から産総研 が DXCT に関する研究に着手し,トレーサビリティを確 保するための技術的な研究を手がけるかたわら,国内公設 試験所を中心に持ち回り試験を実施すると同時に,産業用 X線 CT 装置の用語規格(JIS B 7442:2013)を制定する といった活動を行ってきた. 2.DXCTの精度評価法標準化 |
| Starting Page | 502 |
| Ending Page | 505 |
| Page Count | 4 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| DOI | 10.2493/jjspe.82.502 |
| Volume Number | 82 |
| Alternate Webpage(s) | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe/82/6/82_502/_pdf/-char/ja |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |