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Extension of SVG and encoding method for cellular phone
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Kobayashi, Arei Muramatsu, Shigeki Tanaka, Takaya Takagi, Satoru Inoue, Naomi |
| Copyright Year | 2003 |
| Abstract | We proposes a extension of SVG and encoding method for cellular phone. Spatial information(ex: Location information, Map information) service is enumerated in a vector graphics based application for a cellular phone. A further extension is necessary to use spatial information highly though SVG Mobile Profile is defined in W3C. We proposes entension feature and an encoding method for circulation of location information/map information in a mobile computing environment. 1. はじめに 日本では 1987 年に携帯電話サービス が開始されて以来、急速に普及し、2003 年 8 月時点で 8000 万台以上の端末が市 場投入されている。また GPS レシーバと 高解像度液晶を搭載した携帯電話の投 入により、位置情報を代表とする空間情 報の高度利用に対するニーズが高まっ てきている。 空間情報の表現方法として最もポピ ュラーな形態の一つに、地図表示表現が 挙げられる。携帯電話端末上で地図表示 処理を行う場合、拡大、縮小、スクロー ルといった対話性が重要な機能となる。 この観点から考えると、地図表示にはベ クトルグラフィックスが適していると 言える。しかし、従来の地図情報のため のベクターグラフィックスの利用法は、 ある特定のシステム向けに排他的に用 いられており、WWW のアーキテクチャで ある分散したコンテンツの相互利用が 実現できていない。 一方、W3C では、2003 年 1 月にオープ ンな WWW 標準グラフィックスフォーマ ットとして SVG 1.1/Mobile Profile が 策定され、今後の普及が期待されている。 そこで本稿では、SVG をベースとして、 空間情報の高度利用のために必要な拡 張仕様、及び符号化方式を提案する。ま た提案手法のプロトタイピング、評価実 験の結果を示し、本手法の有効性を示す。 2. 位置情報/地図情報高度利用のための必 要条件 位置情報などの空間情報を利用する ための必要条件を以下に列挙する。 1分散した SVG コンテンツの重ね合わ せ表示 コンテンツの相互運用を考慮に入れた 場合、携帯電話から複数のサイトにアク セスし、地図情報、位置情報、ランドマ ーク情報を SVG コンテンツとしてダウ ンロードし、重ね合わせ表示する機能が 必要である。つまり、各コンテンツは特 定システムに特化した排他的なコンテ ンツではなく、自立分散した汎用的なコ ンテンツである。 2各図形オブジェクトの表示制御 現状、携帯電話の画面解像度は限られ ており、コンテンツ内の全オブジェクト を描画、表示させてしまうと、ユーザビ リティの低下を招く可能性がある。そこ で、表示スケールに応じて、各図形の表 示/非表示制御を行う必要がある。 3デフォルメ地図への位置情報のマッ ピング 地図情報には、緯度経度の正確な地図 と、雑誌のガイドマップのように見栄え を重視し、デフォルメされた地図が存在 し、それらの地図上への端末位置情報マ ッピングに対するニーズは高い。デフォ ルメされていない緯度経度が正確な地 図であれば、位置情報を問題なくマッピ ングすることができるが、デフォルメさ れた地図の場合、位置情報(緯度経度) をデフォルメ地図上のどこにマッピン グすべきか推定する必要がある。 4SVG コンテンツの伝送符号量低減 現状の携帯電話では、データ伝送速度 が限られており、コンテンツの伝送符号 量を低減する必要がある。特に地図情報 (SVG コンテンツ)は大量のオブジェク トで構成される場合が多く、SVG コンテ ンツの符号化による符号量圧縮が必要 である。 3. SVG に対する拡張仕様 前述した要求条件を満たすために SVG に対して拡張した仕様を以下に提案す る。 3.1 Coordinate Reference System 自立分散した SVG コンテンツを重ね 合わせ表示する際に、SVG コンテンツの フレーム同士を重ねあわせしても意味 のある重ねあわせとは言えず、共通の座 標系の基に、座標の重ね合わせ処理を行 う必要がある。そこで、我々は共通の座 標系定義のための仕様「Coordinate Reference System」の拡張を提案する。 本仕様は、OGC で定められている CRS 仕 様を引用したものであり、SVG1.1 仕様 として我々が提案し、W3C で採択されて いる。以下に概要を示す。 Sample: |
| Starting Page | 17 |
| Ending Page | 20 |
| Page Count | 4 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| Volume Number | 2003 |
| Alternate Webpage(s) | http://www.iieej.org/IIEEJ-archive/sig/vma/confs/vma12/12-3.pdf |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |