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Cases of Cross-Cultural Communications -How Should We Deal With Cross-Cultural Communications?-
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Inoue, Taeko |
| Copyright Year | 2007 |
| Abstract | 筆者は,商社マンだった父親の転勤で,幼少時代と 思春期をニューヨークで暮らした.1歳半で米国に行 った時は,幼かったこともあり,違和感を覚えること もなく,現地での生活に溶け込んだ.しかし,小学6 年生で再びニューヨークに行った時には,言葉の壁に 直面し,自分が日本人であるということを強烈に感じ, 日々,異文化を意識しながら過ごした.英語教師の資 格を持ち,日米の交流を促進する日米婦人会の熱心な メンバーだった母親のサポートを受けられるという幸 運な立場だったが,それでも,周りの人が何を言って いるのかを理解し始めたのが,1年たってからで,英 語で何とかコミュニケーションできるようになるまで には,約2年かかった.一旦基礎ができると,それか らは急速に米国の習慣やコミュニケーションに慣れ親 しむようになり,高校1年生の秋に帰国した際には, 逆カルチャーショックを経験する程になっていた. その後,一橋大学で学び,ソニー株式会社に入社し た.米国流コミュニケーションは私の一部になってい るらしく,考え方や行動が「一般の日本人とは違う」 と,職場や家庭で言われることがある.そのことに悩 むこともあったが,紆余曲折を経た結果,「違い」を 「高低コンテキスト文化のハイブリッド化」を示す自 分の強みの一つと捉え,ビジネスの場で活かすことが できるようになった. |
| Starting Page | 71 |
| Ending Page | 73 |
| Page Count | 3 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| DOI | 10.4307/jsee.55.1_71 |
| Volume Number | 55 |
| Alternate Webpage(s) | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsee/55/1/55_1_1_71/_pdf |
| Alternate Webpage(s) | https://doi.org/10.4307/jsee.55.1_71 |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |