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On the Diatom Fossils in Musashino stage Deposits from Higashi-Hakuraku and Hiyoshi, Yokohama City, Japan
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Watanabe, Ryôji |
| Copyright Year | 1969 |
| Abstract | 1.ま えが き 筆者 も参加 してい る東 京第 四紀研究 グ ル ープでは,横 浜市鶴 見付 近の タイプの下末吉台地 を中 心 に下末吉海侵 の実 態 を再 検討 して きたが,そ の 中で海 侵の時期 を明 らかにす ることは興味あ る問題の1つ であ った.す なわ ち,下 末吉海侵 は リスーヴュル ム間氷期で あるとい う考 えが大勢 を占める中で,湊 ・井尻両氏は 日 本列島第二版(1966)で ミンデルーリス間氷期 に 対比 し てい る.こ うい う中にあ って ヨー ロッパ におけ るモナス トリアン海侵 が 日本 で どうな ってい るか を明 らか にす る ことは意義深 いもの と考 え,鶴 見付近 の武蔵野面構成 中 か ら珪藻 を検 出 しその陸成 ・海成の別 を検討 した. 2.地 質および地 形 関東第 四紀研究 グル ープの調査 によれば鶴見付近 の武 蔵野面 は高位 の ものか らM1と M2の2つ の面 に区分 され る(1967). Loc.I(東 横線東 白楽 駅南西450m.二 本榎)背 後の 下末吉台地 よ り一段低 い海抜26mの 台地で下 末吉 ロー ム層 をのせていない.基 盤の谷状 に侵食 された三浦層群 シル トとは不整合 に厚 さ330cmほ どの堆積物があ る. 岩相 は砂礫~砂,シ ル ト互層~凝灰質砂であ る.関 東第 四紀研究 グル ープによれば同層 を覆 う武蔵野 ローム層 と は不整合でM1面 堆積物で ある.基 盤の三浦層群 シル トとの不整合面 には穿孔貝の跡が認め られ る. Loc.II(東 横 線 日吉駅東 北東1km.下 町)背 後の下 末吉台地 よ り一段低い海抜20mの 台地で下末吉 ローム 層は認め られない.基 盤の下末吉層 シル トとは不整合 に 厚 さ110cmほ どの堆積物が ある.岩 相 は砂礫~凝灰 質 シル ト質砂で クロス ラ ミナが見 られ る.同 層 を覆 う武蔵 野 ローム層 とは整合で,関 東第 四紀研究 グル ープによれ ばM2面 堆積物 である. 3.結 果Loc.Iで はA~Gの7層 準 につ いて珪 |
| Starting Page | 22 |
| Ending Page | 26 |
| Page Count | 5 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| DOI | 10.4116/jaqua.8.22 |
| Volume Number | 8 |
| Alternate Webpage(s) | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaqua1957/8/1/8_1_22/_pdf |
| Alternate Webpage(s) | https://doi.org/10.4116/jaqua.8.22 |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |
