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Gaseous Reduction Model for Sinter in Consideration of Calcium Ferrite Reaction Process (Unreacted-core Shrinking Model for Six Interfaces)
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Usui, Tateo Nakamuro, Yasuhiro Nishi, Masahiro Naito, Masaaki Ono, Hideki Assis, Paulo Santos |
| Copyright Year | 2014 |
| Abstract | 実機焼結鉱中の4成分系カルシウムフェライト(以下, CFと略記する)は,Sugiyamaら が示したように難還元 性鉱物 すなわち2FeO・SiO2,CaO・FeO・SiO2などを生 成する原因となるSiO2を相当量取り込んで無害化し,酸 化鉄の次に還元性の良い鉱物相となったもので,その還 元速度の評価は,鉄鉱石原料の劣質化に伴い,ますます重 要となってきている。すなわち,CFはSiO2を取り込んで, 〈Fe2O3, CaO, SiO2, Al2O3〉がうまく結晶化したものであり , 焼結鉱中のCFの割合が増えることは,難還元性鉱物相の 減少を通じて,焼結鉱の被還元性の向上に寄与する。また, 高炉においては,低還元材比を目指して,高反応性コーク ス・高反応性焼結鉱の組合せや,含炭塊成鉱などの炭材・ 鉱石近接配置 といった手法により,反応速度の高速化を 通じて熱保存帯温度の低温化が試行されているが,まさし く熱保存帯温度域において酸化鉄とCFの還元平衡が異な り(Fig.1参照),このことを無視した焼結鉱還元速度の解 析では,資源・環境調和を目指した高炉プロセスの正しい 評価ならびに適切な制御が出来ない。 本研究では,還元平衡・還元速度の異なるCFを,酸化鉄 の還元反応と見なした従来の解析を見直して,酸化鉄(ヘ マタイト,マグネタイト)とCFの2種類の化学平衡,反応 速度などの性状が異なる反応物が混在した焼結鉱の温度, ガス組成が変化する高炉内での還元過程を適切に組み込む ことが可能な新規還元反応モデルを未反応核モデルに基づ いて開発し,CFの効果を定量的に把握・記述して,資源・ 環境問題の克服に寄与したい。すなわち,本研究により, 劣質鉄鉱石活用焼結,低還元材比高炉を指向する,いわい る“資源・環境調和型製鉄プロセス”をより高度に実現す カルシウムフェライトの反応過程を考慮した 焼結鉱ガス還元モデル(6界面未反応核モデル) |
| Starting Page | 294 |
| Ending Page | 301 |
| Page Count | 8 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| DOI | 10.2355/tetsutohagane.100.294 |
| Volume Number | 100 |
| Alternate Webpage(s) | https://www.jstage.jst.go.jp/article/isijinternational/55/8/55_ISIJINT-2015-060/_pdf/-char/en |
| Alternate Webpage(s) | https://www.jstage.jst.go.jp/article/tetsutohagane/100/2/100_100_TETSU-2013-094/_pdf/-char/ja |
| Alternate Webpage(s) | https://doi.org/10.2355/tetsutohagane.100.294 |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |