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What Exactly Makes the Difference? The Impact of Intelligence on Academic Learning: ――学業に及ぼす知能の影響――
| Content Provider | Semantic Scholar |
|---|---|
| Author | Stern, Elsbeth Imai, Mutsumi |
| Copyright Year | 2019 |
| Abstract | 知能と学業成績には大きな個人差がある。その個人 差はどこから生まれるのか。その個人差に対して教育 はどうあるべきなのか。 ここは以下の三つに焦点を当てる。 (1)個人の認知能力は同じ学習機会のもとでは学習 成果の強力な予測変数である (2)動機づけと自己規律は知能ほど重要ではない (3)知識構築は知能と学習機会との間の相互作用の 結果である 認知能力と学習成果との関連について まず個人の認知能力と学習成果との関連について述 べる。 知能研究はもともとは教育的意思決定のための情報 を提供するために開発されたものであり,教育と共 通の根底を共有していた。しかし残念ながら歴史的 に,知能研究と教育とが別れ別れになってしまった。 ビネー(A. Binet)以来,バート(C. L. Burt),キャテル (R. B. Cattell),ホーン(J. L. Horn),キャロル(J. B. Carroll), クロンバック(L. J. Cronbach)らは教育心理学者として 知能検査を教育と関連させて用いてきた。しかし教育 現場では分離教育よりも統合教育を進めようとし,意 思決定も知能検査よりは学力に基づいてなされるよう になった。教育心理学者は集団のばらつきよりも平均 値を高めることに関心を示し,学習に及ぼす情意的・ 動機づけ的側面(Dweck, 2007; Goleman, 1996)や多重知能 (Gardner, 1993, 2011)を強調しすぎる傾向にある。現場の 教員もこの方を好むものである。一方,知能研究者は 平均値よりばらつきの説明(知能の因子構造や神経心理学 準備委員会企画 招待講演 |
| Starting Page | 219 |
| Ending Page | 225 |
| Page Count | 7 |
| File Format | PDF HTM / HTML |
| DOI | 10.5926/arepj.58.219 |
| Volume Number | 58 |
| Alternate Webpage(s) | https://www.jstage.jst.go.jp/article/arepj/58/0/58_219/_pdf/-char/en |
| Alternate Webpage(s) | https://doi.org/10.5926/arepj.58.219 |
| Language | English |
| Access Restriction | Open |
| Content Type | Text |
| Resource Type | Article |